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キーワードは「開拓者精神」

私たちは新しい常識を作り上げる会社です。

​WE DO IT FIRST!

1990年

弊社創業者のコルピ・フェデリコが、外国人として初めて、集英社・徳間書店・角川メディアオフィス(現・KADOKAWA)等の日本の大手出版社や漫画家の個人事務所と外国語版出版契約を締結。欧米の出版社やメディアが「日本の漫画は商業的で低品質」という不当なバッシングを続ける中、イタリアでは『北斗の拳』『聖闘士星矢』、フランスでも『ドラゴンボール』を大ヒットに導く。またCLAMP等、後に国際的に高い評価を受けることになるアーティストの作品を初めて海外で展開し、当時存在しなかった「日本漫画市場」をいち早く開拓。

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1992年

コルピは、アニメ放送・商品化・原作出版が別個に展開されているという仕組みに疑問を抱き 、『らんま1/2』でヨーロッパ初のメディアミックス戦略を実施(具体的には、イタリアのライセンシー・グラナタプレス社が、原作出版権・アニメのビデオ化権・放送権・商品化権を全て取得。まずホームビデオ販売をテレビ放送より先に展開することにより、好セールスを実現。さらに吹替版制作費コストをホームビデオで回収することで、テレビ局に対して、それまでの低品質な吹替版とは一線を画する高品質な吹替版を提供)以降、この仕組みは業界のスタンダードとなる。

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1991年

当時の海外ライセンシングがテレビ放送を唯一の展開としていたことに疑問を抱いたコルピは、イタリアの出版社に対して未公開アニメ作品のホームビデオ化を提案し、その権利管理とマーケティングを手がける。その結果、『北斗の拳』『聖闘士星矢』等の劇場版、『デビルマン』『戦え!!イクサー1』等のOVA、『めぞん一刻』等の未公開テレビアニメを大ヒットさせる。

またサンライズ、日本出版販売と共同で『MOBILE SUIT GUNDAM 0083』『GUNDAM ILLUSTRATION』『ダーティペア』等の多言語海外限定出版物の企画・製造・販売も手がける。他にも日販と共同で『高田明美イラスト集』『美樹本晴彦イラスト集』『平野俊弘*作品集』(*現・平野俊貴)等を数多く出版。

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1995年

コルピは、日本の漫画・アニメの海外展開が現地業者へのライセンス一辺倒であることを問題提起し、ダイナミック企画の下で「DYNAMIC」ブランドの海外法人を7カ国に設立、22カ国向けに書籍・ホームビデオを発売し、各地のテレビ局へ放映権をライセンスする。

当時、激しいバッシングを受けていた日本のアニメのイメージ向上のために、高品質の吹替版を提供。また製作者のブランドイメージを高めるために、世界で初めて、全てのビデオパッケージと商品に日本の版権元のロゴを、また映像作品では必ず全スタッフのローマ字表記を積極的に掲載する。これにより、当時は一般的だった「少数のスタッフで作られる低品質な作品」という日本のアニメに対する偏見を払拭し、正当な評価が受けられるように努める。

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2001年

海賊版対策として、出資作品『マジンカイザー』の業界初7カ国語入り​DVDの世界同時発売を実施。2007年には同作品のコミカライズ版を欧州向けにフィギュア​付きで発売。これも業界初の試み​となる。

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欧米における日本漫画の翻訳版・編集・デザインを日本で、印刷は台湾で行うというシステムの下、高品質な多言語版単行本を北米・欧州・台湾・香港等で発売同時に様々な印刷技術を欧州の漫画出版業界に初めて導入する(具体的には、肌色の表現に蛍光ピンクを使用し、また全てのカラー原稿を4〜7色印刷するなど、市場の品質向上に劇的な影響を与え、現在のスタンダードを作り上げる)

2007年

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PRINT & DESIGN

出版事業 について、d!グループは「d/books」レーベルの下、海外の漫画市場において新しいスタンダードをいくつも作ってきた。

​まず、ヨーロッパや東南アジアで発行される漫画単行本の紙の品質を飛躍的に高めたことで、競合会社も徐々に品質を高める結果をもたらした。

さらに、海賊版防止の相乗効果を狙いつつ、当時の欧米では不可能であり、日本でもほとんど見ることがなかった革新的な印刷技術を数多く用いることで、それまでは安価な消費物だった漫画単行本を、商品性の高い、豪華なコレクション・アイテムとして仕上げることに成功した。実例を挙げると、ソフトカバーには、エンボスやUVニス加工を始め、ファーやテキスタイルまたはスーパーミラックス(鏡のような光沢があるシルバー、ゴールドのアルミ蒸着紙)やハイピカ(マット調の上品な輝きのアルミ蒸着紙)をふんだんに使用し、ユニークな書籍をデザイン・発行。さらに海外で初めてとなる7色印刷を使った雑誌(ワニマガジン社許諾の「robot」の中国語版・英語版・イタリア語版)や、蓄光色インクを使用した単行本(水木しげる著「墓場鬼太郎」)を発行した。

単行本にフィギュア等をバンドリングするという試みも、弊社がヨーロッパで初めて展開した。

PRINTING TECHNOLOGY

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